Miwa's Letter from HAWAI'I
No.22 - 2002/05/22 UP
Aloooooooha!!!
だいぶ日本も初夏の陽気になってきたのかしら?
こちらは先日、久し振りに稲妻ビカビカ、雷ゴロゴロ、凄まじい土砂降りの雨が降りました。
こういう雨にはホント、元気出ちゃうんですよね〜 (*^m^*)

”The 1st Annual Kalakoa Jam”という
ハワイアン・ミュージック・ジャム・セッション(カニカピラといいます)が、ハワイ大学の
アンドリュース・アウトドア・シアターで開催されました。
”カラコア=多彩な”という名が示す通り、マカハ・サンズをはじめ、レッドワードや
ジェイク・シマブクロ、ホオケナといったそうそうたる顔ぶれが揃い、
私は最近スラック・キー・ギターに興味を持ってくれたというお友達と一緒に、3人で
出かけました。
ステージ前のアリーナは芝生席、周りを階段状の石段が囲んだ円形劇場で、
お客様はみんなピクニック気分でそれぞれ好きなところを陣取り、プレート・ランチを
食べながら、寝転がりながら、それぞれ音楽を楽しんでいました。

最初にカヒコ(古典)フラがあり、しょっぱなからマカハ・サンズが登場、”ヒイラヴェ”で
幕開けです!カンゲキ〜(*^_^*)。
ジェリー・ココの軽快なおしゃべりで進行し、いつもながら楽しいライヴでした。
フラが登場するときには「バックステージにジェイロ(ジェニファー・ロペス)が居る!と
思ったらアンティ・ヴィッキーだったよ」、1曲終わったあとに「ハナ・ホウ!」と余りにあまりに
叫ぶ人が居たので「聞こえてるよ!はぁ〜!(笑)
アンティ、あそこで喚いてる人が居るからもう1曲やった方がいいよ...それとも関係者
だったりしてね(笑)」。途中でジェイクのウクレレをフィーチャーした”ラハイナ・ルナ”の
美しかったこと!”ノホ・パイパイ”ではジェリーとジェイクですばらしいソロ合戦を繰り広げて
いました。
メンバーを、「ジョンは王様(King)、ムーンは将軍(General、そのあとジョンと2人で敬礼まで
した)」と紹介したあと、「そして僕は皇帝(Emperor)と呼ばれてるんだ(大爆笑).....なんで
笑うんだよ?」。そのココロは、「頭文字を取って”E.K.G.(心電計のこと)”、つまり僕らは
Heart Beat(=Soul)of Hawaiian Music なのさ!」
会場には賛同の拍手が湧き、ものすごい締めくくりでした。

ジェイクは、ハワイアンからクラシック、ポップスにいたるまでバラエティに富んだ選曲で、
短時間ながらも私たちを惹き付けてくれました。日本でのコンサートを終えて帰ってきた
ばかりという彼は、その印象を司会者から尋ねられて「日本のお客様は本当に静かだったよ...
目を閉じていると、図書館の中で演奏しているようだった」と語って場内は大爆笑。
「えっ、本当は何千人というお客様が目の前に居るんでしょう?」「そう、日本のお客様は
ミュージシャンを本当にリスペクトして聴いてくれて、グレイトなんだ!」。
他のバンドにもそれぞれフィーチャーされて演奏していたので、全部ぶっ続けで出演している
ような印象でした。
もう立派なソリストですね。

.....なんて、楽しく聴いていたんですが!私たちはうっかり忘れていました、
会場がマノアだということを...。
次に出てきたレッドワードの時が、ステージ上のテントからもダラダラと筋になって落ちてくる
くらい、一番ヘビーな雨・雨・雨・・・でした!
司会者が「お客様、あなた方にも拍手を差し上げたい!こんな雨の中帰りもせずに、ハワイアン・ミュージックをサポートしてくれているなんて!
本当にグレイト!」と言うくらい。こういう土砂降りの雨までブレッシングというのかは”?”ですが、雨ごときでこんな素敵なモーメントを逃してなるものか!という感じでした。

みんな傘をさしていたり、私達みたいに敷物を頭の上にかざしていたりしているので、
拍手しようにもなかなか難しい状態だったのですが、そんな中でもレッドワードには拍手喝采
でした。
後半は、ジョージ・カフモクと一緒に”メレアナ・エ”や”カ・ウルベヒ・オ・ケ・カイ”を披露。
そのドラマティックな展開には、もうホントに、ハワイアンのノリってこういうもんだよなぁ〜と
思い知らされますね。心底から自然と笑みが込み上げてきて、身体が自然とリズムを取り出します。

次に登場したホオケナは会場の「アローハ!」という大声援に「ホント、昔のカニカピラ・デイズみたいだね!」とゴキゲン。「せっかくの満月なのに、月は雲の向こうだね〜、でもお月さま、あなたの歌だよ!」と月にちなんだナンバーを、フラと一緒にメドレーで演奏してくれました。相変わらずハーモニーの美しいこと。ホオケナの”カ・アヒ・カフルイ”も、パイナップルとまた違った趣で、なかなかいいですわ!
後半は「実は去年の11月、日本で初めて会ったんだ」という、モロカイ島のラアケアさんという女の子をフィーチャーしたのですが、彼女がまたすごくて、ウクレレ片手に”プア・テューバ・ローゼ””カラマウラ”などを次々に歌い、とてもきれいな声量のある歌声を会場中に響かせていました。”アリカ”なんて、アンティより息続くんじゃないかしら...と思うほどで、会場は湧きに湧きました!またひとり、末頼もしいシンガーの誕生、という感じでした。(^_^)

最後は、出演者全員で演奏。ジェイクは楽しそうにぴょんぴょん飛び跳ねながら演奏していて、これが本当のウクレレ?(失礼)。”テベ・テベ”では「マヌ、踊れよ!」といわれてホオケナのマヌがフラを披露。
”ハワイ・アロハ”で締めくくる頃は雨もやんで、みんなで手をつないで大きな輪が作れました。月がきれいだったこと!

あまりに連発されていたせいか、一緒に行ったお友達は、ひとつ「ハナ・ホウ」というハワイ語を覚えて大満足だそうです。
カメラを忘れたので、写真なしで失礼イタシマス。でもあの雨の中じゃ、忘れて良かったという方が正解かも。
ではまた!(^o^)/
** Miwa with Big ALOHA & HUG **

No.21 - 2002/05/22 UP
Aloooooooha!!!
お変わりなくお過ごしですか?
2月24日に、1月になくなったデニス・パバオのメモリアル・コンサートがアロハ・タワーの
”カポノズ”で開かれました。これは、彼の、残されたご家族へのベネフィット・コンサートで、
収益金は全てご家族へ寄贈されるというもの。
ハワイでは、誰かの子供も自分の子供もみんなの子供、あれこれ境を立てずにみんなは
ひとつの大きなオハナ(=家族)という考え方があるので、こういうベネフィット・コンサートも
よく開かれます。なんせ、お子さまが6人も居て、一番下はまだ1歳だというのですから....。

******
コンサートは午後2時から9時30分過ぎ!まで続きました。
それだけ、彼のために演奏したいというミュージシャンが居たということで、
それだけ、彼を慕う人々が力になりたいと集まったということですね。
ざっとミュージシャンを挙げてみても、
●チンキー・マホイ&フラ・ハラウ・カヴァイリウラ
●ジェイク・シマブクロ
●アレ・ア
●シリル・パヒヌイ
●ジェリー・サントス&ブライアン・トレンティノ
●ナ・オイヴィ
●マウナルア
●ヘンリー・カポノ
●シスタア・ロビ
●ウィリー・K
●エイミー・ギリアム&アーニー・クルーズ&バリー・フラナガン
●デル・ビーズリー
.....などなど、そうそうたるミュージシャンがめじろ押し!
ちょうどすぐ側にクルーズ・シップが停泊していて、そのお客様もデッキや各客室のラナイに
出てきて、聞こえてくるハワイアン・ミュージックを各々楽しんでおられました。
ひゃぁ〜、ゼイタクなこと!

久しぶりに聴くシリル・パヒヌイの歌声は深くてあたたかくて、優しくみんなを包み込んで
くれました。「風が連れ去った大切なもの」という意味の”カマカニ・カイリ・アロハ”を歌ったときは、
みんなシーンと聴き入っていて、デニスを想う気持ちが静かに静かに染み渡ってきて、
泣けました...。

ナ・オイヴィは、デニス・カマカヒが「もうひとりのデニスに!」と天を指さし、”Steal Away”で
始まりました。思い出話で、デニスが「一緒に日本に演奏しに行ったときに、とにかく食べて
ばっかりいて(eat, eat, eat !!)、E.T.(= eatie)って呼んでたんだ!」と披露。
ジョン・ヤマサトも「高校生のときに、ハワイアン・ミュージックをもっと聴きたい、と思って
初めてKINE(ハワイアンのラジオ局)をつけたんだけど、そのとき最初にかかったのが
フイ・オハナの”プア・カーネーション”だったんだ」。で、てっきりそれを演奏するのかと思ったら
”コケ・エ”でした。

ジェリー・サントスは「(自分たちの)CDリリース・ライヴのときにここ(カポノズ)で彼に会ったのが
最後になりました」「彼こそはハワイアン、ハワイアン・ミュージックそのもの」と、しみじみ語って
くれました。歌う曲も「I never say good-bye to him...」というような歌詞のものが多かったです。
なんとフランク・ヒューイット氏がゲストでフラを踊られました。.....美しい。

マウナルアのハーモニーの美しさは相変わらず。3人とも素敵なファルセット・ヴォイスの持ち主
ですからね!”ウイ・ラニ”など、デニスにちなんだナンバーのときは特に盛り上がりました。
あと1曲で終わり、というときにスタッフが何やら耳打ち。
何かなーと思ったら、「オーケー、今スペシャル・リクエストがありました.....皆様への感謝のしるしに、デニスの奥様が、フラを披露してくれるそうです!」(@o@)/
『コロケ』と、ハナ・ホウ(アンコール)に応えて『カヘアラニ』の2曲を踊って下さいました。

シスタア・ロビは「”マカハラ・レイ”っていうきれいな曲があって、デニスと一緒に歌ったことが
あるんだけど、そのマカハラっていうお花を実際には見たことがなかったのね。
あるとき、何かのイヴェントで素敵なレイをしている女性が居て、そのお花がマカハラだって
いうじゃない。私は感激して、その会場に居たデニスに『ワァオ、デニス、これがマカハラなん
ですって!(This is Makahala)』と言ったら、『あっそうなの?こんにちは、マカハラさん!
(Nice to meet you, Makahala)』ですって!」というエピソードを披露し、会場は大爆笑。

ダレン・ベニーテズたちの演奏中は、いきなりクルーズ・シップが出航の合図で汽笛を鳴らし、
びっくりしたダレンが冗談で「ハナ・ホウ(アンコール)!」と言ったら本当にもう1回汽笛が
鳴っちゃって、これまた大爆笑。彼も素敵なファルセット・ヴォイスの持ち主でして、彼らが
あまりにsweetだったので、お客さまからついにハナ・ホウの声があがりました!
たくさんのミュージシャンが出演するイヴェントの運営上、それまでタイムスケジュール通りに
進んでいてハナ・ホウはなかったので、ダレンも最初「いいの?時間 大丈夫?」と気にして
いたのですが、司会者の采配で「やりましょう」ということになりました。
その途端、パーッ!と一瞬、突風が吹きました。まるでデニスが歓迎しているかの如く。

レッドワードは、彼ならではの子供の頃のデニスのエピソードを披露しましたが、ジョークの
つもりが今回はあんまり受けませんでした。
それがかえって笑いを誘いました...クスクス。
フイ・オハナ時代のレパートリーをたくさん演ってくれました。ネッドワードも居たらなぁ...と
思う反面、たとえネッドが居てももう生のフイ・オハナは聴けないのだなぁ...と、しみじみして
しまいました。マリオットにデニスが来て、レッドと一緒に歌ったときのことを思い出しました。
素晴らしかったなぁ。

その他には、デニスの娘さんが2人でウクレレと歌を披露したり、アーティストの女性がデザイン
したというパレオをオークションして、そのお金がデニスのご家族に寄付されたり。
アットホームな、暖かいイヴェントでした。




山内師匠がレコーディングにいらっしゃいました。
そのうち1日だけ、3月15日にオーディオ・リソース・スタジオにお邪魔しました。
マーティン・パヒヌイとボビー・インガノを迎えてのレコーディング。
私たちお邪魔虫は、モニター室と反対側・山内さん達がレコーディングしているブースの隣の、
小さい方のレコーディング・ブースで息をひそめて見学させて頂いていたので、モニター室で
聴けるような全体のサウンドは聴けなかったのですが、マーティンがコーラスをつけたり
ボビーがソロを弾いたり、山内さんがウクレレ・パートを重ねたりといった、滅多に聴けない
パーツパーツの音そのものが聴けて、なかなか面白い体験でした。
仕上がりが楽しみですね!

山内さんが到着したその日は、「貸してね」と頼まれていた私のナイロン弦ギターを渡すために
ホテルへ伺ったのですが、プロデューサーの久保田麻琴さんの運転で、即一緒にワイマナロ・
ビーチへ。久保田さんのスティール弦ギターと、山内さんのナイロン弦とのツイン・ギターで
”ワイマナロ・ブルース”をデュエット。波の打ち寄せる音や、鳥の鳴き声をバックに、とっても
ご機嫌なサウンドでした。
さらに何曲か弾いたあと、暗くなってきたし そろそろ帰ろうか、と車に戻った途端に、さーっと
セレブレイトの雨が降ってきました。
こういう不思議な?ことって本当によくあって、「絶対ギャビーが聴きに来たんだよね〜」と、
笑いました。
久保田さんもおっしゃっていたけど、これ、絶対”ワイマナロ・ビーチ”でなきゃいけないんですね、
隣の”カイルア・ビーチ”ではなく。

では A hui hou !! ( See you again ) (^o^)/

*** Yoshida Miwa with Big ALOHA & HUG ***


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